2014年10月21日火曜日

空気が澄んで夕日が綺麗だった日のこと

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「感性とは、感動する心のコトだと思っている。それがどれだけ広いかが重要だ」というのは、内田繁さんの言葉。私が大学生の頃、氏が主催する展示会に行く機会があり、竹で編まれた茶室でひとしきり寝てみた後、氏に話しかけると「感動した?」と聞かれた。私は素直に「コンクリートの匂いが混ざっちゃうけど、竹と畳の匂いって何にも代え難いです」と答えた。その後、あの竹は釣り友達からまとめて貰ったもんだとか色々なことを教えてもらった。感動というと、少し大げさな話だが写真をしつこく撮る様になると、ふとした光景に胸をこ〜〜バクンとさせられることがある。だいたい、そういうときっていうのはカメラを持った無かったりするものだ。

2014/10/19
前日、優綺さんと待ち合わせて一緒に実家に帰った。最近、仕事が多い傾向なのでこうして二人で過ごす時間は貴重だ。帰宅後に夕飯を食べて、一息ついたら散歩したりしている。最近は、少し寒いが絶えられない程でもなく、散歩に丁度いい。

日曜日は昼くらいに起きた気がする。起きた後も、なかなかベッドから離れられず優綺さん恒例の「どうしたら手嶋は起きるのゲーム」を楽しんだ様子だ。目が覚めて、やけに嬉しそうにしてるときは大体その前にしこたまいたずらされているのが常だ。
昼食を取り映画を見た。といっても、AppleTVで自宅レンタルして視聴するというもので、非常にグータラに過ごしたという方が正確だろう。

最近は、日が沈むのが早い。もう4時には日が落ち始めているのだ。
居間に移動してみると、夕日で部屋中が黄色くなっていた。ふとした感動の時間に珍しくカメラを持っていたのですぐに優綺さんを呼んで撮影した。

私の写真が「作品」という枠に入らないのは、こうした能天気な正確が原因だろうとよく納得したが、小さなことでワクワク出来るというのは、これまた何にも代え難いことだと感じる。



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