2014年6月23日月曜日

夕方から二人でゆっくり過ごした日のこと

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先週から今週にかけて割と仕事が立込んでいた。そもそも幸福度の高い花屋の職業なので多少帰りが遅くてもストレスにはならない。職場の環境も良いので、仕事自体は充実している。優綺さんに身体を心配させてしまってるが、私は週末に彼女とまったり過ごせれば1週間の疲れなどあまり気にならないものだ。

2014/06/21
この日の午前中は仕事だった。内容的には軽量で、午後から待ち合わせして優綺さんと合うことにした。札幌も地方都市とはいえ週末になれば人でごった返す。道路もまたしかりで、待ち合わせ場所にはいつも悩むものだ。最近は私が寝ている場合が多く、優綺さんが私の家まで公共交通機関を使用して来てくれていたので久々に車で迎えにいきたかったのだ。そもそも、付合う前からそうしていたのだから。

家に着いて、私が昼食を済ませると彼女がおもむろにラッピングされた中くらいの箱を鞄から取り出した。メッセージカードが添えられており、中を開いて誕生日プレゼントだと理解した。プレゼントの中身はというと、それはそれはオシャレなポロシャツで早速気に入った。なんでも、1ヶ月前から用意していたというのだ。6/26は私の誕生日だが平日なので一足先にお祝いしてくれたという。とても嬉しい。

日が落ちてから、彼女とスーパーに買い物に出かけた。夕飯の買い出しだ。前にスーパーに二人で行ったことはあったが夕飯の買い出しなんて日常的なシーンでも無かったので、今回はチャンスだとカメラを持ち出してスーパーに。優綺さんの方も時と場所を選ばない私のカメライフに慣れているのか飽きれているのか、最近は特に気にしないようになった。

しかし、一日通して一緒にいるにもかかわらずほとんど熟睡していた私、ふざけて「共通の趣味は寝ることだね」という私に対して「たまに趣味に没頭するから私置いてけぼりになる」と答えてくれる彼女の優しさにまずお礼を言うべきだろう。

2014年6月20日金曜日

どの写真を残すかその選択について

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私的なコトだけど、どんな風に写真を撮るかよりも、どの写真を残すかというコトの方に重点をおいている。最近は特にその傾向が顕著だ。
朝からカメラを持っていれば、だいたい700~1000枚。ちょっと撮るねと言ってカメラをまわしたとしても50~100くらいは撮る。いくら枚数が増えても、割と全部の写真を補正したりする。Lightroomを使っているので、物量はあまり気にならないものだ。とにかく、写真を選択する時間が長い。

それだけの枚数撮影すれば、「これはオーサムだ!いえぇ〜!」というものもあれば「なんだろうブレちまってアホっぽい」というのも当然ある。

その取捨選択も最近はすこし変わってきた様に思う。
以前ポートレイトをしつこく撮っていた頃にFlickrなんかにアップしてた写真を見返すと「あぁ〜、我ながら真面目な青年だ」とフムフムしてしまう。ピントも合っていて、チマチマと調整された露出と整理した構図。あれやってみたりこれやってみたり写真のテイストはマチマチだけど、なんか逝ききってる感もない極めて単調なイメージ。悪いことは全く無いが、いずれ写真のために用意されたシチュエーションであるという印象は拭えない。

う〜〜〜ん真面目だ。

というのも、最近は特に意識して「抜け」のある写真をチョイスしている。「抜け」といっても写真的な意味でのクリアなイメージや画質を差しているワケではなく、実生活における見落としや間抜けを意味する「抜け」である。

「正解の写真」から「良い写真」へパラダイムシフトを行っている状況で、灰汁抜きをシコシコとやっている様な感じ。でも、気楽に写真を楽しんでる実感がある。

私の場合、コレだ!と思った写真から10歩くらい引いたところに「あら、ずいぶん楽しそうね」と後から思える写真があるんじゃないかなと思う。

2014年6月15日日曜日

休日をまったりと過ごした日のこと

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最近はもっぱら外で過ごす機会が多くなっていた様に感じる。家で過ごすとリラックスしすぎて優綺さんも私も寝てしまうことが多かった。その対策として外出を多くしようと決めたことがそのままになっていた。むしろ少し過剰になってしまっていた様にも思う。
彼女も大学の授業が目一杯あるようで、一週間の中で疲労が積み上がっている様子だった。何事もバランスが大切である。

2014/06/14
この日は女の子を撮影する予定であった。Facebookを通じて連絡を取っていたものの、理由不明のまま流れてしまった。しかし、この手の事態は割と多い。
そもそもポートレイトの撮影がモデルにとっても私にとっても主たる仕事ではないので、誰が悪いというものでもない。たまたま、星の巡りが合わなかったのだろう程度に考えている。第一、多少予定が変更になったとしても、休日にそこまで焦る必要はそもそも無い。

ということで、優綺さんとゆっくり過ごすことに決めた。
撮影の為に外出する方向で考えていたが、その撮影が消滅しそうな感じが濃くなってきたタイミングで優綺さんに外出するか家で過ごすかのリクエストを取った。彼女の意向は、家でゆっくり過ごしたいということだった。冒頭でも書いた通り、最近は休日に動いてる時間が多くてしっかりと休んでいる様な感じではなかった。

先日につづき、今日も映画を見つことにした。
レオナルド・ディカプリオの「ウルフ・オブ・ウォールストリート」だ。

せっかくの土曜だからと思って、居間で映画を見ることにした。映画を見る前に外出していた親父が帰ってきたので、なんとなく3人で映画を見た。しかし、この映画キワドイシーンのオンパレード。というか、6割は親と見ると気まずいシーンで構成されている。この歳になると別に私は気にしないし親父も映画好きなので全く気にしない。と言っても、優綺さんの方はきっとソワソワしたろうことは映画を見終わってドッと疲れた様子だったことからも容易に想像できる。

映画を見終わった後はグダグダと過ごした。結局、私の方は彼女の横で熟睡した。心の中では起きていたいと思っているが〜〜なかなか難しいものだ。気がついたら寝てしまっているのだから。

こんなどうしようもない休日の過ごし方でも、時間が共有できることが大切だと思う。

2014年6月10日火曜日

お見舞いに来てくれた日のこと

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そもそも私の胃腸は激ヨワである。ウェスト周りの保温性は抜群だと思っているが、ふとしたときにバランスを崩す。胃なり腸なりがバランスを崩すと案外全身がバランスを崩すことがある。とくにこの時期は、体力も奪われやすいので日頃の体調管理は大切だ。今回体調を崩したことで、改めて再認識することになった。

2014/06/10
昨日に続き、本日も体調が回復せずに会社を休む。正直、こんな風に体内のバランスを崩したとき程、植物が沢山ある自分の会社に行った方が治りが早いだろうと思うのだが、発熱で起立もままならない人間が会社に行ったとしても周りのモチベーションを下げることは容易に想像がつくので家でじっと待機することにした。
病院に行くと、ウィルス性胃腸炎ということで「あぁ、あのやっかいなヤツか」と思った。3年に一回くらいはこの急性胃腸炎という大波に遭遇する私で、ストレスや疲れをあまり自覚しない分、こうした身体の異常でもないかぎりフルタイムで働いてしまうところがある。

そんなワケで、病床に伏す2日目の本日。優綺さんがお見舞いに来てくれた。

昨日、髪をばっさり切ったという彼女。「うーうー」とうなっていた私も、イメチェンした彼女が家に来れば案外元気になるものだ。薬を飲んだところで少し症状が回復した。気分転換に近所のコンビニまで散歩した。定例ではあるが、髪切ったのとお見舞いにきてくれたことを理由に写真を少しばかりパシャパシャ。撮った写真を見ると、いつも以上に締まりがない。体調は大切だ。

どこかに出かけられるワケも無いので、家でじっと映画「清洲会議」を見た。考えてみれば、憶測で趣味は合うだろうと思っていたため彼女の好きな映画のジャンルを把握してなかったなぁ〜なんて思った。いずれ解ってくるだろうことではあるが、お互いの趣味を把握すれば出かけない日の楽しみも見つけられるのだろう。

ひとまずは、穏やかに今日の一日を過ごせたことで体調はだいぶ回復に向かっている。
明日は会社に行けそうなので、グリーンの持つ鎮静効果で健康を獲得しよう。

最近花を使った写真が多いことなどについて

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写真を扱っているんだから少しはカメラのことについて話したい気持ちもありますが、残念ながら記事にまとまりが無くなってしまい途中まで文章を進めて諦めてしまいます。少しは色々考えて撮ってるんですよアピールをしたいところですが、考えがまとまらないということは、つまり大して考えてないって事だろうと思います。

さて、ここのところ週末の写真の多くは花を使ったシリーズを展開しています。当初の写真には「なぜ花を使うのか」ということにあまり意味は無く、自分が花屋だから素材がいっぱいあるというのがもっぱらの理由でした。しかし、こうしてしつこく撮影しているうちに少しずつ輪郭が見えてきた様にも思えます。

生活の中でどれほど花と触れる機会があるかと考えると、私が今の職に就く前まではほぼゼロでした。それほど、花というものは特別視されているのかもしれません。ですが、少しだけ生活の中に花が取り入れられる様な提案が出来れば良いなと考えています。

今のところ扱っているのは花のみですが私が扱いたいのは植物全般で、食べる目的でも良いですし、匂いを嗅ぐんでも良いし、空気を綺麗にするためでも良いしと思っています。ただ、植物にもっと市民権を与えるにはプランターにオシャレに飾ったものを広告として展開するよりは「植物って、結構楽しいんだぜベイベー」というノリがあった方がきっととっつきやすいのかなと思ったりしています。

撮影した写真については、自分の在籍する花屋のFacebookページ内でアップロードして多少なり植物の楽しみ方を提案できれば良いと思っています。


結局、なんかまとまり無くなってきましたが、つまり私が最近花を使った写真を展開しているのはライフスタイルの中にもっと植物を取り入れてほしいという感情からということです。

しかし、結局のところ私の写真のメインは恋人との記録という点はブレないのです。




2014年6月9日月曜日

ハネムーンフォトのDEMOを撮影した日のこと

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恋人の写真がある程度の量になってきたので個人的に楽しい。最近は外でメイクをして撮影を行うケースが続いていて、新鮮だ。しかし、家に帰ってメイクを落した時の方が安心するというのは、本音である。私が言うところのネチュラル系というか8割スッピンで写真を撮っているので、ノーメイクに慣れてしまっている。

2014/06/07
以前Flickr経由で外国人フォトグラファーから撮影の協力をしてほしいという話をもらっていた。今回は、その営業資料の為の撮影を行った。前日まで程々に計画を立てていたものの、北海道に入るとすぐに外国人フォトグラファーの方から色々な変更を暗示する内容のメールが入ってきた。距離に対する考え方や時間の考え方などが割と身勝手で、これでは到底実行に移せる様な内容では無いと判断した。収拾をつけるために前日深夜に打合せを行った。

しかし、非常に困ったことにロケーションも日程も全てが変更となった。2日間を使用して2つのロケーションで撮影を行うという話だが、思いつきだろう初日の7日は私と彼女をモデルとして撮影を行うというのだ。私も、それなりに彼の考えを尊重するべき立場であるので、私たちの範囲で物事が済むのであれば良いだろうと、予定の変更について承諾した。
ただ、全てが変更となることは非常に問題である。そして彼はモデルフォトグラファーではないため、やはり引き際に難がある。撮影が多少過酷だったことは、現在40℃の高熱で私がのたうち回っていることから想像してほしい。しかし、これが後にビジネスとなるという彼をまずは信じて日々を過ごそうと思う。

ちなみに2日目の撮影は私が体調不良をこじらせたことから、お願いしていたモデルもメイクアップアーティスも全てキャンセルし、別のモデルを手配して彼一人で行ってもらった。結果はどうか解らないが、私が後日別のロケーションで当初予定していたモデルによって撮影を行う必要があるだろう。

しかし、優綺さんと交際していて良かったと思ったのは体調不良でのたうち回っている私を手厚く介抱してくれたおかげでとても精神的に楽だったことだ。彼女が常備薬的に持っていた市販薬で応急処置がとれたし、方々への連絡も彼女が代行してくれる場面があった。申し訳ない気持ちと、いてくれて良かったという感謝と喜びが充足した。

多少、今後に難を感じる今回の一連の「騒動」だが、ひとまず私は健康を獲得して仕切り直しを行う必要があるだろう。割と受動的に話を受けていたが、もう少し主体的に事を進めようと思う。

2014年6月3日火曜日

外でメイクしてもらった日のこと

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一貫して恋人の写真を撮っているわけで、私的にも彼女的にも普通に遊んでる風景を写真で残せればそれで良いと思っている。このブログや私たちの写真を楽しんでくれる方々はそれとなく認識して頂いていると思うが、私たちの写真は結局のところ記念写真なのだ。

2013/06/01
先々週撮影したカフェの写真を納品するのに併せて、恋人のメイクをお願いすることにした。北広島にあるMomo cafeを営む岡本かおりさんはメイクアップアーティストというもう一つの顔を持っているからだ。私たちが撮影したこれまでの写真を見てもらえば理解できることだが、優綺さんはほとんどメイクをしないし、私も決してオシャレな写真を撮る人間ではない。それでも休日の過ごし方の一部となったこれまでの写真に何かアクセントをつけたいと考えたことがモチベーションになっている。

優綺さんに聞くと、メイクする度にドンドンいつもと違う感じになっていくことにとても楽しんだ様子で、ただ単に写真のテイストが変わる以上に彼女の気分向上にも繋がった様子だった。

しかし、こんな風にアタマにお花畑をこさえると彼女もさすがに人の目が気になるらしく移動先の要所要所では外に出るのが恥ずかしくてたまらない様子だった。いつもと違う目元クッキリの強めのメイクでいつもどおりモジモジする優綺さんを見るのは、私にとって非常にシュールな光景だった。

週末の遊びに新しいアイテムが増えたのは喜ばしいコトで、デートだからと考えればそれほど痛い出費でもない。今後ももう少し凝ったメイクなども試しながら今後のデートを楽しもうと思う。


2014年6月1日日曜日

優綺さんの写真がインターネットなんかで使われていることについて

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長い期間私のことを見てくれている人なんかは、私が写真を投稿する度に微笑ましく見つめてくれるので、なんだかとても和やかな気分です。お花屋さんの仕事も楽しいですが、週末が待ち遠しいと思う理由は彼女のと遊びにいきたい欲求からくるものだと感じます。

恋人の写真をまとめているFlickrアカウントはクリエイティブコモンズによって、ライセンスうんぬんを明確にしています。私の場合は、使用した際に私の名前を記載することで転用可能となるライセンスです。たぶん、イマドキ一番軽い制限です。

中の話としては、前々から撮影してはネットにアップしているのでカメラマンもモデルもどこでどう使われようと気にしない状況であります。

さてさて、時々自分のペンネーム(?)である【Plasticboystudio】でインタ―ネット検索を行うと、予想もしないところで彼女の写真が使われている例があります。いずれも、良質なサイトなので嬉しい限りであります。
例えば、学術系のニュースを展開するサイトさんの記事や、こちらは個人のブログだと思いますが精神を崩さない為の5つのポイントという記事や、アメーバニュースなんかはよく使用してくれています。

そもそも、原点に立ち返れば私の写真というのは家族旅行に行って〜なんかどっかで記念写真を撮る様なもので、そうした表立ったところで公開されるのは、なんか、ビックリするけど嬉しいわね〜と感じます。優綺さんの方はというと「びっくり〜」と抑揚の無い声でリアクション取るだけなので、嬉しいは嬉しいけど跳ねるほどでもないといったところでしょう。

しかし、まぁ〜よくこんなネット社会の辺境みたいなところにある私の写真なんかみつけてくれるなぁ〜と関心します。

ブログをもって、感謝。感謝。