2014年9月30日火曜日

街中を散歩したりした日のこと

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そろそろ優綺さんと知り合って一年が経過するわけで、10,000枚に達しようとしている彼女の写真を時たま見返しては「あぁ〜、こんな写真あったのか」などと掘り出し物を発見する。掘り出し物は、フキフキする気分で現像したりする。これが上手くいった時は、結構嬉しい。真面目に撮ってたときは、それこそ間抜けたものなど「ん〜〜、これはバックヤードに」と選別していたが、当時とは優綺さんと私の関係が変化しているので多くのものを認められる。心境の変化は、写真に現れるのだ。

2014/09/28
この日は午前中にカフェ・サーハビーにアレンジの配達があった。サーハビー開店5周年ということで、いつも私の会社を使ってくれるBAR11のヒデさんからの祝い花だ。このサーハビーというカフェは札幌では文化人が集まるカフェとして非常に重宝されており、雰囲気がとてもいい。私の家族はこのカフェにずいぶんお世話になっており、かねてから行きたいと思っていたお店だ。

配達が終わった後、優綺さんと合流し「あらとん」というラーメン屋に出かけた。札幌の中央卸売市場の場外市場と呼ばれる飲食店街にあり魚介と豚骨を混ぜた濃厚なつけ麺が美味である。しかし、量がとても多く、私も優綺さんも食後は動きが鈍くなった。

実家に帰宅後、優綺さんとアイスを食べながらパンパンに張ったお腹を休めた。
Twitterを開いてみると、クスミエリカさんがサーハビー近くのギャラリーで展示をしているという情報を発見し、程なくして夕方からの活動コースが決定した。サーハビーの5周年祝いに出かける父と3人でタクシーに乗り、私と優綺さんはクスミさんの展示を見に行った。情報を得手はいたが今まで足を運んだことが無かったクスミさんの作品は、彼女のホームページから数点拝見していて「きっと優綺さんの好きヤツだ」という確信があった。案の定、優綺さんはウキウキニッコニコで展示に見入っていた。
展示の内容は「パラレル(英語の綴りは本人も何度か間違えており、私の語学力では記憶まで至らない」というテーマで、2対1組のイヤリングなどと写真を組み合わせた展示swる。作品自体の綺麗な色はもとい、立体と平面、アシンメトリー、同一異存を主題とた作品は、人のミクロ的な視点とマクロ的な視点の間で前後する多様性や二面性を空間にインストールしたものだった。決めつけることも無ければ、回答を求めることもしない彼女の作風は一度体験する価値のあるものだと思う。クスミさんは美人なので、それはそれで一見の価値あり。

展示を見た後は、狸小路に出来たサントリーバーアバンティ5に寄った。前から一度、この店でラジオのマネがしてみたかったので念願が叶った。優綺さんも飽きずに笑ってくれた。

日も落ちて、サーハビーに来店した。様々なひとと知り合い、生の演奏で音楽を聞いてなんだかシャレな時間が過ごせた。想像以上に人が入っていて、それが一番の驚きだったがこの店の懐深さ現れなんだろうと私は思った。当然優綺さんも楽しかった様だ。音楽を聞きながらお酒を呑み、ちょっとご飯を食べて一息つくと思ったより昼のラーメンが多かったらしく疲れが出た。店を出てから写真を撮りつつ散歩して、最終的に沖縄料理の店に入った。お腹がいっぱいだったことを忘れていて、結局満腹につきあえなくダウンした。
少し優綺さんと歩いた後、それぞれ家路につく。この時期の北海道はとても過ごしやすい。

涼しい夜に、良い一日が過ごせた気がした。

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