2014年3月18日火曜日

私の写真について(ダラダラと)



デジタルカメラを使用していますがメーカーが研究に研究を重ねて広げてきたダイナミックレンジを、Photoshop Lightroomを使って狭くしています。どういう意図があってそうしているということも無いのですが、どーもそうしないとしっくり来ない様です。

補正のプロセスとしてはトーンカーブを使って大味に補正をしています。写真の色についてもほとんどトーンカーブで大方の方向性を決めて、その後にスライダーをいじって微調整しています。Photoshop Lightroomは私のワガママをよく聞いてくれるし操作が簡単なので優秀だな〜なんて思っています。

私の写真技術自体は、師匠 森脇 銀吾さんから教えて頂いた要点から派生しています。
1、モデルと良い雰囲気をつくる
  (なるべく標準レンズで会話しながら撮る)
2、逆光で撮る
3、モデルさんと一緒に背面液晶で逐一チェックする。
だいたいこの3点を基本にしています。逆光下で撮影してみて背面液晶で様子をみながら次第に光に対して角度を付けています。あとは、他のカメラマンを知らないのでハッキリしたことはわかりませんが雑誌で見かけるハウツーに比べて私の撮影距離は非常に近いです。背景をなるべく要素として入れていきたいので、なんとなく広角な28〜35mmあたりで撮影することが多い様に思います。そもそもモデルフォトグラフィーがメインなのでレンズに関してもシグマの17-50mm、ニコンの50mm、タムロンの90mmの3本だけで撮っています。いずれのレンズも、大声で会話しなくてもこちらの意図を伝えられる画角なので重宝しています。
最近、逆光で撮影することの意味が少しずつ解けてきたところです。逆光下で撮影する場合には、ライティングがとても大切だと気がついたところです。背景の露出をどの位置で決めるのか。モデルの露出との差をどのくらいにするか考えることは沢山あります。でも、そこがとても楽しいです。

あとは、良い写真について。
これは、師匠のブログから引用したものですが『正解の写真』と『良い写真』の考え方です。なにかしらの共感を喚起させる様な写真を良い写真とするストレートな考え方に強く惹き付けられ、少なくとも彼女と記憶を共感できる写真を多く残そうとしています。その場の雰囲気より明確にしていこうという目的意識が私の写真にあります。雰囲気といってもほとんど私の主観でしかないです。

彼女に対する感情の変化で、たぶん写真のテイストが変わってくるんだろうと思っていますが、すこしでもその写真を楽しんでくれる方が増えたらとても嬉しいななどと思っております。


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